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今回は兵庫県は神戸市東灘区の株式会社神戸酒心館さんが造った日本酒"福寿"のあの"純米吟醸酒"をそのまま瓶詰めした、その名も
"純米吟醸生酒"です。 勿論、こいつも数量限定です。 このお酒は、aiちゃんが今年(H30)の御影商店街"旨水館"で行われた神戸地元酒まつりへ行った折、ちょいと足を延ばしてこちらの酒蔵さんへ立ち寄り買って来てくれたもの。 "福寿"のあの"純米吟醸酒"は今だに頂いた事がありませんのに、今回はその生酒バージョンだなんて、ちょっと複雑・・・。 1751(宝暦元年)年、灘の御影郷にて創業を開始。 1995(平成07)年阪神・淡路大震災にて被災、甚大な被害を被るも、翌1996(H08)年同じく被災した豊澤酒造株式会社さんと合同で再起、1997(H09)株式会社神戸酒心館を設立。 現在は十三代目頭首を安福武之助氏が勤めておられますが、残念ながら今は豊澤酒造株式会社さんの面影は感じられない様ですね。 因みに豊澤酒造さんの代表銘柄には"酒豪(しゅごう)"と云うのがあった様です。 と、ざっくり触りました株式会社神戸酒心館さんの酒蔵の経緯、こんな感じで如何でしょうか。 と云う事で、 "純米吟醸生酒"頂きます。 香りは少し吟醸っぽいかな。一口飲むと、スーッと何の抵抗もなく身体に入っていく感じ! それだけでも凄いのに、何この香りと味! 控え目ながらフルーティーな甘味かなと思ったとたん、しっかりとした甘味(と僅かな酸味)がフルーティーな吟醸香(含み香)と一緒に口の中で弾けます。広がると云うより弾けると云った方が正しいでしょう。 しかし甘口ですがべたべたした感じはなく、スパッとキレます。 この甘味の中にはいつもの「山田」君(「山田錦」)も感じられますが、それとは別のしっかりとした甘さ、くどくなくスッキリと、しかしはっきりとした甘さは「兵庫夢錦」か! 最近良くある「五百万石」或いは「彗星」等の甘味を前面に出す様な醸し方なのかい。 しかしこんな躍動感溢れる甘味の感じ方をするお酒は、飲んだ事がありませんな。 結論!兎にも角にもこの "純米吟醸生酒"キレッキレの甘さが特徴のオシャレな日本酒でありました。 尚、私が未だ飲めていないこちらの"福寿"の生ではない"純米吟醸酒"は、2016(H28)年9月にニューヨークで開かれた国連日本政府代表部主催のレセプションパーティで、安倍総理夫妻による乾杯酒に選ばれたとか。 安部総理が「それでは皆様、("獺祭"じゃないけど)乾杯!」とか云ったんでしょうかね〜(云わなかったと思うよ)。 使用カメラiPhone6s、H19.04.06、aiちゃん撮影。 |
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